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矯正治療は何のために行うの?
2019年12月26日
こんにちは。
北九州市戸畑区東大谷で土曜も17時まで診療している、「のだ歯科」です。
矯正治療は見た目をよくするだけだと思ってはいませんか?
実はお口の機能も改善されます。
今回は矯正治療がお口に与える影響についてお話します。
歯や顎を使ってしっかり噛めないと、偏った食事になったり食事を取りづらくなってしまいます。
また、かみ合わせが悪く片側だけで噛んでいたり特定の歯に負担がかかるようになっていると、顎関節を傷めたり、歯が折れたり割れやすくなってしまいます。
矯正治療では、乱れた歯並びや悪いかみ合わせを整えて、きれいできちんと噛み合うお口にします。矯正装置を使うことで、歯や顎の骨にゆっくりと力を加えて動かし、正しい歯並びと噛み合わせに整えていくのです。歯を削って歯科素材をかぶせることはありません。
見た目が整うことはもちろん、使いやすいお口にすることができる治療なのです。
歯並びが乱れていたり、上下の歯がしっかりと噛み合っていない状態を「不正咬合」と言います。
不正咬合を放置しておくと、次のような色々なトラブルに繫がります。
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・固い食べ物が食べられない・食べにくい
・食べ物をしっかりと細かく噛み砕けない
・顎の関節に負担がかかる
・歯並びが悪いので磨き残しやすくなる
・磨き残しやすいため、むし歯や歯周病になりやすい
・磨き残しやすいため、口臭の原因になることがある
・言葉をはっきりと発音しにくくなることがある
・歯が折れたり割れやすくなる
矯正治療を受けることで、様々なトラブルを防ぐことができ、歯やお口を快適に使い続けやすくなります。また、左右バランスよくしっかりと噛めるようになると、左右の筋力バランスが整う、頭痛や肩こりなどが治ることがある、認知症予防に繫がる、といったメリットもあります。
お口と全身の健康を維持して明るい毎日を送るために、矯正治療は役立っているのです。
当院では、矯正歯科を専門的に学んできた担当医師と連携して治療を行っています。
歯並びやかみ合わせが気になったら、ぜひお気軽にご相談ください。
子どもの歯はむし歯になりやすい?
2019年9月23日
皆さんこんにちは。
のだ歯科です。
小さなお子さまがいらっしゃるご家庭では、毎日の歯磨きを徹底したり、食生活にも気を遣ったりするなどして、乳歯がむし歯にならないよう努めていることかと思います。
けれども、乳歯というのは永久歯よりもむし歯になりやすい傾向にあることから、お家でのケアだけではなかなか予防するのも難しいといえます。
そこで今回は、乳歯がむし歯になりやすい理由と、プロケアを受けることの重要性をわかりやすく解説します。
子どもの歯である乳歯は、大人の歯である永久歯よりも、いろいろな点において未成熟です。
例えば、エナメル質や象牙質の構造が未成熟であるために、むし歯菌が産生する酸への抵抗力は、乳歯の方が低くなっています。
また、歯質の厚みも永久歯の半分しかないことから、むし歯が進行しやすい傾向にあるのです。
お子さまをむし歯菌から守るためには、そうした乳歯と永久歯の違いについてしっかり理解しておくことが大切です。
当院では、むし歯になりやすい子どもの歯に対して、さまざまな予防処置を行っております。
歯質を強化することができる「フッ素塗布」は、皆さんもご存知ですよね。
歯の表面に高濃度のフッ化物を塗ることで、お子さまの歯を強くすることができます。
それから、乳歯は「小窩裂溝(しょうかれっこう)」という溝が複雑に形成されていることが多く、汚れがたまりやすくなっています。
これをシーラントによって滑らかにすることでむし歯予防へとつなげていきます。
それから、お家で正しい歯磨きを実践していただくために、プロフェショナルによるブラッシング指導も行っております。
このように、子どもの歯はもともとむし歯になりやすい性質を持っていることから、適切なケアをしっかりと行っていくことが大切です。
当院の小児歯科では、お子さまのお口の中の状態や年齢に応じて、最適といえる予防処置やブラッシング法をご提案いたします。
お子さまのペースに合わせた小児歯科治療
2019年9月17日
皆さんこんにちは。
のだ歯科です。
始めから歯医者さんが大好き、あるいは歯科治療が得意というお子さまはほとんどいらっしゃいません。
歯科医院独特のニオイに不安を感じたり、歯を削る音に怯えてしまったりするお子さまがほとんどです。
そんな中、無理やり治療を開始してしまうと、歯医者さんに対するトラウマができてしまうので、適切な配慮が必要となります。
そこで今回は、当院が行っている「お子さまを歯医者嫌いにさせない」ための取り組みについて詳しくご紹介します。
歯科治療を初めて受けるお子さまにとって、診療室内というのは特別な空間に見えていることかと思います。
それだけに、歯科医院の雰囲気に慣れるだけでも大変なことです。
ましてや、診療台に座ったり、歯医者さんにお口の中を触らせたりすることは、とてもハードルの高いことであると私たちも理解しています。
ですから、まだ歯医者さんに慣れていないお子さまの診療においては、できることをひとつひとつ増やしていくことを目標にしております。
初日に一切、お口の中を触らせてもらえなかったとしても、それはそれで仕方のないことです。
そうしてお子さまのペースに合わせることが何より重要と考えております。
歯医者さんが怖くなる主な原因は、治療に伴う痛みですよね。
これは麻酔を施す時や歯を削る時など、さまざまな場面で生じるものだけに、ゼロにすることは不可能です。
けれども、可能な限り痛みを抑えた治療法を選ぶことはできます。
小児歯科治療では、そうした心理面でのサポートを優先すべきであると考えております。
このように、当院ではお子さまに対して無理やり治療を施すようなことはいたしません。
お子さまのペースに合わせた診療をこころがけ、歯医者嫌いにさせないよう細心の注意を払います。
また、痛みの少ない治療法を選択することで、歯科治療への恐怖心が植え付けられないよう配慮いたします。
ですから、お子さまのお口の異常にお悩みの際は、ぜひ当院までお越しください。
笑気吸入鎮静法の特徴と施術方法を解説
2019年9月10日
皆さんこんにちは。
のだ歯科です。
当院の副院長は、日本歯科麻酔学会の認定医であり、歯科治療に伴う痛みや恐怖心をコントロールすることに長けています。
とくに、笑気吸入鎮静法はいろいろな問題を抱えた患者さまに適応することが可能であり、当院でも施術する機会が多くなっています。
そこで今回は、そんな笑気吸入鎮静法の特徴と施術方法について詳しく解説します。
一般の歯科医院ではあまり受ける機会がない施術法ですが、当院では歯科麻酔の専門家がいることから、さまざまな症例に適応している鎮静法です。
笑気吸入鎮静法では、その名の通り笑気と呼ばれるガスを鼻から吸入することで、心を落ち着かせる麻酔法です。
笑気ガスを吸うと、自然と笑顔がこぼれるくらい気持ちが良くなります。
その結果、歯科治療に伴う痛みや不安感などが軽減されるのです。
鎮静法と聞くと、「全身麻酔のように意識までなくなってしまうのでは?」と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんね。
確かに、笑気を吸入することで頭がボーっとして、音が遠くから聞こえるような感覚になりますが、意識がなくなることはありません。
また、麻酔の効果が切れるのも比較的早く、むし歯治療や歯周病治療が終わる頃には、意識もはっきりするようになります。
笑気麻酔は鎮静法の中でも副作用が少ない処置法であることから、幅広い患者さまに適応することが可能です。
実際、小さなお子さまから高齢の方まで、笑気麻酔を実施しております。
特定の病気を患っていなければ、副作用なく安心して受けられる鎮静法です。
このように、笑気吸入鎮静法というのは、「歯科治療が怖い」「治療中の吐き気が強い」などの症状に悩まされている方にはおすすめの麻酔法です。
そんな痛みや恐怖心の少ない歯科治療をお望みであれば、ぜひ一度、当院までお越しください。
歯科麻酔の専門家が笑気麻酔についてさらに詳しくご説明します。
痛みを抑えたむし歯治療
2019年9月1日
皆さんこんにちは。
のだ歯科です。
むし歯治療には、基本的に歯を削るという外科的な処置を伴います。
これはむし歯という病気が持つ性質上、避けては通れない処置といえます。
それだけに、歯科治療を苦手とする人は、例え強い痛みが生じたとしても、歯を削るくらいならそのまま放置することを選択してしまうのです。
ただ、同じむし歯治療でも、歯科医師の技術や心がけ次第で、痛みを抑えたむし歯治療を実現することは可能といえます。
むし歯治療で削らなければならないのは、むし歯菌に侵されている歯質です。
そのため、可能な限り健全な歯質を残そうと心がけることで、歯を削る量を最小限に抑えることができるのです。
これは同時に、むし歯治療に伴う痛みの抑制と、歯の寿命の延伸にも大きく寄与することにもなるのです。
実は、むし歯治療で強い痛みを感じるのは、歯質の切削ではなく、その前に施す麻酔処置であることも珍しくありません。
なぜなら、歯を削っている時には、局所麻酔が作用しているからです。
そこで当院では、麻酔処置の痛みをできるだけ抑えるために、極細の麻酔針を使ったり、注入速度を一定に保ったりするなど配慮しております。
また、麻酔針を刺す前に表面麻酔を施すことで、刺入時の痛みを緩和することにも努めております。
上述したように、当院ではむし歯治療における痛みの軽減に努めております。
ただ、それでもむし歯治療に対する不安や恐怖が強いという方には「笑気麻酔」をおすすめしております。
鎮静効果が期待できる笑気ガスを吸入することで、恐怖心や不安感を軽減することが可能となります。
このように、むし歯治療に伴う痛みが心配な方は、ぜひ当院までご相談ください。
患者さまの痛みや恐怖心、不安などを出来るだけ取り除けるよう、さまざまな点に配慮いたします。
歯科麻酔の専門科も在籍していることから、安全な形で痛みや恐怖心をコントロールいたします。
「笑気麻酔」による痛くない、怖くない歯科治療
2019年8月25日
皆さんこんにちは。
のだ歯科です。
歯医者嫌いの方は、おそらく過去に歯科治療で痛い思いや怖い思いをしてきたことか思います。
歯科治療は歯を削ったり、歯茎に注射を打ったりするなど、患者さまに与える心身への負担が比較的大きいことから、歯医者嫌いになるお気持ちもよく理解できます。
そこで当院では、患者さまが可能な限りリラックスした状態で歯科治療が受けられるよう、笑気麻酔を実施しております。
笑気麻酔(しょうきますい)とは、歯科治療で行われる鎮静法の一種で、亜酸化窒素と呼ばれるガスを吸引することで心を落ち着かせます。
施術は非常に簡便なのですが、歯科治療に対する恐怖心などを取り除く効果は非常に大きくなっています。
笑気麻酔は、笑気ガスを鼻から吸引することで、心を落ち着かせます。
笑気ガスを吸うと、気持ちがとても良くなり、緊張やストレスなどの軽減につながるのです。
笑気ガスの作用時間はそれほど長くはないため、入院が不要なことはもちろん、歯科治療後、速やかに帰宅することも可能です。
当院には、歯科麻酔のプロフェショナルである認定医が在籍しておりますので、笑気麻酔という少し特殊な鎮静法も安全に実施することが可能です。
麻酔に関する専門的な知識や豊富な臨床経験を活かし、患者さまの全身状態を見ながら、適切な麻酔処置を施します。
これまで、痛みや恐怖心などで歯医者から遠のいていた人は、ぜひ当院までお越しください。
むし歯治療や歯周病治療を安心して受けられる環境を整えております。歯科治療恐怖症の方も多数、ご来院いただいております。
このように、当院では歯科治療に強い恐怖心をお持ちの方や、痛みの少ない処置を希望される方に笑気麻酔を実施しておりますので、どなたでもお気軽にご来院ください。
歯科麻酔のプロフェショナルが痛みや恐怖心の少ない治療を実現いたします。
口臭が強くなったら歯周病のサイン?
2019年8月19日
皆さんこんにちは。
のだ歯科です。
歯医者さんには、口臭で悩まれている方もたくさんいらっしゃいます。
なぜなら、口臭の主な原因はお口の中にあるからです。
とくに、口臭と歯周病との関連は非常に強いので注意が必要です。
そこで今回は、歯周病になるとどうして口臭が発生しやすくなるのかを詳しく解説します。
歯周病は、歯周病菌に感染することで発症する病気です。
歯垢や歯石が温床となり、歯茎へと感染して炎症反応を引き起こします。
その過程で歯周病菌は「メチルメルカプタン」という独特な臭気を放つガスを産生するのです。
よく例えられるのは「腐った玉ねぎのようなニオイ」です。
そうした口臭が認められるようになったら、歯周病のサインだとお考えください。
歯周病によって生じる口臭は、お口の中をきれいに保つことで改善することが可能です。
メチルメルカプタンというのは、歯周病がタンパク質を分解する過程で生じるものなので、その材料となるものがなければ、ガスの発生を抑制することができるからです。
歯周病による口臭を根本から改善するのであれば、歯周病を治療する他ありません。
歯のクリーニングや歯石の除去、ブラッシング指導などを受けて、地道に歯周病を治していきましょう。
当院の院長は歯周病の認定医でもあるため、歯周病治療を得意としております。
重症化した歯周病でも、適切な治療を受けることで完治させることも不可能ではありませんので、まずはお気軽にご相談ください。
このように、「最近、口臭が強くなったかも」と感じたら、歯周病が疑われますので、早めに歯科を受診しましょう。
歯周病が進行するほど、口臭も強くなっていくことから、早期治療が重要となります。
歯周病は口臭だけではなく、歯茎や顎の骨を破壊するという重たい症状も現れる病気だけに、放置するのはおすすめできません。
お子さんの歯を守りたい皆様へ
2019年8月14日
こんにちは、
のだ歯科には、お子さんを連れてきてくださる方が沢山いらっしゃいます。
子どもが大好きなので嬉しいです^^
「子どもの歯を守りたいけどどうしたら良いですか?」
そんな質問をよく受けます。
いつから?どんなふうに?どんなことが大切?そんな疑問にピッタリの本があるのでご紹介します。
「0歳からの口腔育成」日本口腔育成学会 編
読みやすくておすすめです。
もちろん、病院を覗いていただき直接何でも聞いてください。お答えします!
皆様の大切なお子さんのお口の中を守るお手伝いをさせていただきます。
直接お話しできるのを楽しみにしています。
定期検診とクリーニングで歯周病を予防
2019年8月12日
皆さんこんにちは。
のだ歯科です。
歯周病というのは、予防するのがなかなか難しい病気といえます。
気づいたら歯周病にかかっていたという人も多く、日本人の成人の8割以上が罹患しているともいわれています。
そんな歯周病を効率的に予防するのであれば、歯科の定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。
そこで今回は、当院でも実施している歯周病の予防方法について詳しく解説します。
歯周病を予防する上でまず重要なのは、根本的な原因を知ることです。
歯周病は、P.g菌などに代表される歯周病菌に感染することで発症する病気です。
つまり、細菌感染症の一種といえるのです。
むし歯と同様、お口の中で細菌が繁殖することで、歯周組織への感染が起こります。その際、カギを握るのが歯石です。
歯周病の予防、あるいは治療では、歯の表面に形成された歯石を取り除くことを最優先に考えます。
歯周病治療で行われるスケーリングとルートプレーニングは、正に歯石除去を主な目的とした処置ですよね。
これは歯石が歯周病菌の温床となるからです。
しかも、歯石というのは一度形成されてしまうと、歯ブラシによるブラッシングでは取り除くことが困難な物質なのです。
当院でも行っている定期検診では、歯周病の検査を行うだけではなく、歯のクリーニングも実施することで歯垢や歯石をきれいに取り除くことができます。
その結果、お口の中で歯周病菌が繁殖できる場所が奪われ、歯周病予防へとつながっていくのです。
そうした定期検診やメインテナンスを数ヵ月に一度受けるか受けないかによって、歯周病の発症率は大きく変わるものです。
このように、歯周病予防をしっかりと行いたい方は、ぜひ当院の定期検診を受けてください。
ブラッシング指導も併せて行うことで、歯周病の発症リスクを大幅に減少させます。
わたしたちとともに、健康なお口の環境づくりに努めましょう。
歯周病に特徴的な症状について
2019年8月6日
皆さんこんにちは。
のだ歯科です。
歯周病では、他の病気にはない特徴的な症状が現れます。
それらをあらかじめ知っておくことで、歯周病を早期に発見することが可能となります。
そこで今回は、「気付いたら重症化していた」ということにはならないよう、歯周病が疑われる症状についてわかりやすく解説します。
歯周病の症状といえば、やはりこれですね。
歯磨きをしたあとに歯茎から出血が認められたら、まず歯周病を疑いましょう。
歯周病菌が歯茎に感染し、炎症反応を引き起こしている証拠です。
同時に、歯茎の色や形にも注目してみてください。
歯茎が赤く腫れ上がるのも歯周病に特徴的な症状のひとつといえます。
歯周病菌は、生命活動を営む上で「メチルメルカプタン」という揮発性のガスを産生します。
腐った玉ねぎのようなニオイのこのガスもまた、歯周病特有の症状といえます。
食後や朝起きた時など、お口の中が不衛生になったり、乾燥したりしている時に臭気が強くなる傾向にあります。
歯茎から膿が出ている場合は、歯茎の中で強い細菌感染が起こっていることを意味します。
そのほとんどは、歯周病に由来しています。
そのまま放置すると、歯や歯周組織に重篤なダメージを与えることから、早期に治療を受けることが必要となります。
むし歯などの歯の異常がないにも関わらず、歯がグラグラと揺れ動く場合は、末期の歯周病にかかっているものとお考えください。
歯周病菌によって顎の骨が破壊され、歯を支え切れなくなった結果、歯が動揺しているのです。
ここまでくると、歯周病を完治させることは難しくなります。
このように、歯周病では歯茎からの出血、排膿、口臭、歯の動揺など、極めて特徴的な症状が現れます。
このうち、歯茎の腫れや出血が認められた段階で歯科を受診すれば、早期治療へとつなげることができます。
ともあれ、歯茎に気になることが出てきたら、まずは当院までお越しください。
歯周病の認定医が正確に診断し、適切な処置を施します。